〈フクシマ〉や〈スタップ細胞問題〉に共通する「怠惰とナルシシズム」が問題の背景にある。解決策は分散型リーダーシップ(連邦制民主主義)に負うが、前提条件がOPFである。
社会的抑圧が怠惰とナルシシズムを助長し、悪意を発生させたのである。
中国:期限切れ鶏肉か マックとファミマ、商品販売中止 - 毎日新聞
- 日本マクドナルドは22日、一部店舗でチキンマックナゲットの販売を中止したと発表した。ナゲットの仕入れ先である中国の食肉加工会社「上海福喜食品」で、品質保持期限が切れた鶏肉を混ぜて使用していた疑いが浮上したため。大手コンビニエンスストア、ファミリーマートも今月から販売している「ガーリックナゲット」「ポップコーンチキン」を上海福喜食品から仕入れており、22日から販売を中止。
- 品質保持期限を半月近く過ぎた鶏肉を混ぜてナゲットを生産している
- ナゲットの約2割が上海福喜製。
- 仕入れ先をタイや中国の別工場に切り替えており、23日には全店で販売を再開する方針だ。
- ファミリーマートは今月から全国約1万店で販売したガーリックナゲットのほか、東京都内などの約10店舗で試験販売していたポップコーンチキンの全量を上海福喜から調達していた。
中国:期限切れ鶏肉 会社ぐるみ疑い濃厚 使用指示の内部文書−−中国報道 - 毎日新聞
- 日本マクドナルドは一部店舗でナゲットの販売を中止したほか、ファミリーマートも一部商品の販売中止に踏み切った。
- 食肉加工会社「上海福喜食品」の工場で、品質保持期限を半月近く過ぎた鶏肉を混ぜてナゲットを生産し、不合格品を5%の割合で生産ラインに戻してミンチにしていた。
- 「期限切れを食べても死にはしない」などと発言していた。
- 日本マクドナルドでは21日から上海福喜で作られたナゲットの販売を中止。全店舗の約16%に当たる約500店舗ではナゲット販売そのものを中止した。
- 中国国内ではケンタッキーフライドチキンやスターバックスにも問題の食材が供給されていた
中国:期限切れ鶏肉 日本側の甘さ指摘も - 毎日新聞
- 食品衛生法上の問題が確認されれば、輸入自粛の指導などを検討する。
- 中国製冷凍ギョーザ事件などを受け、中国でも衛生管理の厳格化が進んでいるが、まだまだ万全ではないのが現実だ」と話す。
- 「マクドナルドはそうした検査をきちんと行っていたのか疑問だ。契約して終わりではなく、常に仕入れ先をチェックすることも重要だ」と指摘した。
- 期限表示もなかった50年前の日本のようだ」と指摘。
- 食べた人の健康への影響については「もし、肉が腐っていたり大量の微生物が繁殖していたりしたとするなら、これまでに食中毒が続出しているはず。そうした被害報告は聞いていないので、消費者が『以前に食べてしまった。どうしよう』と不安になる必要はない」と語った。
期限切れ肉:中国国内9社に納品…混入業者 - 毎日新聞
- マクドナルドやピザハット、バーガーキングなどファストフードチェーンを中心とする計9社に製品を納入していた
- 同社の品質管理担当者は工場長らの関与を認めており、会社ぐるみの疑いが濃厚になっている。
中国:期限切れ肉 当局、違法5製品100トン押収 - 毎日新聞
- 中国マクドナルドは全国の店舗に上海福喜の製品の使用停止を命じており、騒動は中国全土に波紋を広げている。
- 上海市の食品監督当局は22日、上海福喜が中国国内のマクドナルドやピザハット、バーガーキングなどのファストフードチェーンや、コンビニエンスストアのセブン−イレブンなど計9社に製品を納入していたことを明らかにした。
- ファミリーマートは仕入れ前、社員を現地工場に派遣し、安全管理体制を点検。発売前にも取引を仲介した伊藤忠商事が品質を確認した。
中国期限切れ肉、二重チェックでも見抜けず :日本経済新聞
- ファミマの中山社長は「(ファミマと伊藤忠の)ダブルチェック体制を取っていたにもかかわらず、このような事態になってしまい戸惑いはある。信頼できるパートナーをどうやって見つけていくか、もっと深く考えていかないといけない」と語った。
- 上海福喜はマクドナルドのグローバルな品質管理基準に適合すると指定された食品工場だ。
- 08年には中国産冷凍ギョーザへの殺虫剤混入事件が起きたほか、日本でも13年12月にアクリフーズ(当時)の群馬工場(群馬県大泉町)で冷凍食品への農薬混入が発覚した。
- 消費者庁の阿南久長官は23日の記者会見で、今回の問題について「中国産の加工食品を輸入する企業は多いが、現地の工場に深く関わって、品質管理をチェックする態勢が必要だ」と述べた。
- コンサルティング会社のインターリスク総研の奥村武司CSR・法務グループ長は「仕入れ先には意図して異物を混入する従業員がいるという性悪説に立って、監視カメラの増設などの対策を求めるべきだ」と指摘している。
中国:期限切れ鶏肉 「上海」から鶏肉年6000トン 全量マックとファミマ - 毎日新聞
- 厚生労働省は23日、上海福喜から日本国内への輸入量は今月21日までの1年間に計5956トンだったと明らかにした。輸入業者への聞き取りではファミリーマートに約180トン、日本マクドナルドに残り全量が納められ、流通先はこの2社に限られるという。
- ナゲットの2割が上海福喜食品製で、21日から最大約500店舗で販売を中止。タイや中国の別会社の工場で作ったナゲットを22日中に販売中止店舗に納品した。
- ファミリーマートは、上海福喜食品から仕入れたガーリックナゲットとポップコーンチキンの販売を22日から中止しており、販売再開の予定はないという。
中国:期限切れ肉 上海のマック、ハンバーガー消える 市民「外資系なのに」 - 毎日新聞
- 消費者には「外資系なのにこういうことが起きるとは」と、困惑も広がっている。
- 友人と来た高佳さん(26)は「中国の食の安全の問題は、いつになったら解決するのか。注意して選べと言っても、確実に安全なものは値段が高い。結局悪い物を食べさせられるのは庶民だ」と怒りの表情。一緒にいた友人は「中国はまだそういう国なのか」と話した。
- 飲料だけを頼んでいた女性(32)は「外資系企業の工場でも起きるのか。マクドナルドもまた被害者だ。日本では安全な食べ物しかないと聞いていたけれど、日本にまで輸出されていたのなら影響が大きすぎる」と話していた。
- 「ギョーザ中毒事件を思い出した。安全を追求すると言っても格好だけで、企業として未熟だ」と憤った。
クローズアップ2014:期限切れ鶏肉 「中国リスク」監視限界 指導や検査、日本企業「ショック」 - 毎日新聞
- 今回の問題は、上海のテレビ局「東方衛視」が約2カ月間、潜入取材し、結果を20日夜に放送して明るみに出た。報道によると6月18日、「上海福喜」の工場で従業員が18トンの鶏胸肉などを機械に入れて加熱し、ナゲットを製造。このとき、肉などの入った袋の生産日は、5月28日と30日だった。品質保持期限は6日間。約半月過ぎている。だが、従業員は「関係ない。運べ」と指示するだけだった。
- 中国ではこれまでにも、食の安全を巡る問題が相次ぎ、国産食品や規制当局への不信感も高まっている。
- そのきっかけとなったのが、大手乳製品メーカーの粉ミルクに有害物質メラミンが混入した事件だ。
- 食品安全に詳しい中国農業科学院農業経済発展研究所の曹新明高級エコノミストは「コストを抑えようと故意に問題のある食材を使うような行為が体質になっている」と指摘、「金もうけ優先」の風土が背景にあると見る。曹氏は「法律をさらに厳格化し、違法行為を細かく定める必要がある」と訴える。
- ただ、これまでも厳罰化や監督権限の拡大などは講じてきたが、人員不足で十分に監視できず、違法行為を野放しにしているのが実情だ。「監督当局が権限をちらつかせ、付け届けや賄賂を要求するのが日常茶飯事」(日系大手流通)という風土も、企業の意識向上を妨げる。
- 企業が「問題があっても賄賂を渡せば見逃してもらえる」と考えれば、安全管理のコストをかけなくなる。今回の問題を巡っても、中国メディアは「地元当局は優良企業と称賛していた。司法当局は、上海福喜と地元政府に不正な関係がなかったか調査すべきだ」(中国紙・北京青年報)と批判。背景に官僚の根深い腐敗があると指摘している。
鶏肉問題、厚労省が調査へ :日本経済新聞
中国:期限切れ鶏肉 マック、中国製販売中止 タイ製に、品切れの恐れ - 毎日新聞
- 日本マクドナルドは上海福喜食品が製造していたナゲットを販売してきたが、期限切れ問題が発覚した翌日の21日から、上海福喜食品から仕入れた鶏肉を使った「チキンマックナゲット」の販売を中止している。今回は上海福喜食品以外の中国製鶏肉を使った商品も販売を中止し、一段と厳しい措置に踏み切った。
- 今後は中国からの調達は再開せず、タイ製に一本化する意向。中国製鶏肉は、在庫として保有している分はすべて廃棄する方針。
- 日本マクドナルドは、チキンマックナゲットを購入した客への返金に関して、「(期限切れ鶏肉が商品に使われるなどの)事実関係の調査結果が出た後に検討する」と説明している。
中国:期限切れ鶏肉 マック、中国製販売中止 他社、追随には慎重 品切れリスク懸念 - 毎日新聞
- 食品業界には「中国製イコール悪」のイメージがつくことへの懸念が広まっている。
- コストの低さから原料や加工品の調達を中国に頼っている業者は「中国製を取りやめれば品切れを起こす」(大手食品)という懸念があるからだ。
- 今後はこれらの食品についても、厳しい品質管理が行き届いた工場に委託先を変える。ただ「現地ならではの高品質な食材がある」(広報)ので、中国との取引からの撤退は考えていない。
- この会社の幹部は「中国製イコール悪、と思われるのが一番のリスク」と打ち明ける。
新たな信頼につながる神話づくりが必要になる。
中国:期限切れ鶏肉 輸出製品の品質、検疫当局が調査 - 毎日新聞
- 一方、上海福喜から中国国内で製品を仕入れていたのは2社増えて計11社となった。
中国:期限切れ鶏肉 「上海から輸入」香港マック謝罪 当初は否定 - 毎日新聞
- 一方、上海福喜から中国国内で製品を仕入れていたのは2社増えて計11社となった。
シシャモ:汚物、殺鼠剤混入か ベトナム産冷凍品を回収 - 毎日新聞
- 商品名「子持ちからふとししゃも」で、伊村産業は同一ロット品の自主回収を始めた。山口県は伊村産業に対し、同一ロット品の販売中止と消費者へ周知、異物混入の原因究明を指導するとともに、消費者にこの製品を食べないよう呼び掛けている。
アイスランドを原産地とするカラフトシシャモがベトナムで加工され、最後は日本の消費者の胃袋に向かう。輸入された冷凍シシャモ :日本経済新聞
- グローバル・サプライチェーン。IT機器や自動車など、複雑な工程で作られる工業製品によく使われる言葉が、食料品にもあてはまるのだ。
- 「地雷があちこちに埋め込まれた戦場として食料品店を見る」。米国の食肉汚染に関する調査報道でピュリツァー賞を受賞したマイケル・モス記者は、食品産業について書いた本の最後にこう記している(「フードトラップ」本間徳子訳)。最終的な選択権は消費者の手にある、とも。
期限切れ肉、幕引き急ぐ 米親会社CEOが謝罪 :日本経済新聞
- 同社は中国を世界有数の巨大市場として重要視しており、過去5年間に5億ドル(約500億円)を投資している。
- 中国の消費者を対象にした食品安全教育のために、今後3年間で約1千万人民元(約1億6500万円)を支出することも発表した。
- 今回の期限切れ肉の問題は、食の供給網(サプライチェーン)がグローバルに絡み合っていることを鮮明にした。OSIは世界の外食チェーンを支えており、中国事業の早期立て直しで信頼回復を図る方針だ。
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