ヒトより見える眼は便利で多様な用途が考えられる。
社会のサービス向上が期待され、上に挙げられているようにそのメリットが強調される。
しかし、デメリットも生じる。導入に当たっては我々の生活が大きく変わっていくということである。
便利な道具ができれば、それだけ依存的になる。生活空間の変化は人間関係、信頼関係に新たにこうした眼が加わるということである。「注意」というこうどうは資格も含め五官の通した総合的な働きであった。これに新たな眼が加わることになる。もちろんこの眼をどう位置付けるかは個人によって違う。
スマートシティ、スマ-トライフはあらゆる場面にこうした眼が働く生活空間を予想させる。
我々は周囲の事に煩わせることなく、目の前のことに集中することができる。というわけである。
ストレスはなくなるであろう。しかし、ストレスからの解放は、またカタルシスからの解放でもある。
喜怒哀楽の感情は、個人の行動を正常なものにするために働く。その働きの負担を個人から抜き取り、機械化、外部化して同じ機能をサービスとして提供することで、社会的負荷を増大させ、結果として、アンチスマート空間との間に格差を広げることになり、結局は地球単位ではストレス過剰の空間が生起することになるのではないか。
そこでは、文明と野蛮の混在し、その格差は拡大する。同時に、対象領域全体の消費エネルギー量、ストレスは高くなりる。
要するに「見える化」は、感情、感覚に影響する。その影響はプラスだけではあるまい。
視向が変化し、視覚情報なるものが変化する。我々の行動、即ち試行が変化し、指向・志向・思考・嗜好が変化する。
「見える化」によって、「感じる化」の減退、引いては感情の機微の喪失が生じ、「見やすいもの⇒みやすい」に偏り、新たな取引勘定が生まれ、それは感情の変化として現れることにならないのだろうか。
視覚情報に関わるニュースは
要するに「見える化」は、感情、感覚に影響する。その影響はプラスだけではあるまい。
視向が変化し、視覚情報なるものが変化する。我々の行動、即ち試行が変化し、指向・志向・思考・嗜好が変化する。
「見える化」によって、「感じる化」の減退、引いては感情の機微の喪失が生じ、「見やすいもの⇒みやすい」に偏り、新たな取引勘定が生まれ、それは感情の変化として現れることにならないのだろうか。
視覚情報に関わるニュースは
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