牧太郎の大きな声では言えないが…:「多すぎるクスリ」の病理 - 毎日新聞は、病院経営者の話として、
- 「新聞記者なら、もっと正確な表現で聞いてくれ。病気を治す……と言うなら、病気の90%は薬では治らない。薬で治る病気は……へんとう炎、気管支炎、肺炎。これは抗生物質があるから治る。かび、水虫……あとは、ばい菌がついた病気だな」
- 「高血圧を治そう、糖尿病を治そうと思っているが、アレは数値を下げるだけ。治してはいない」
- 「降圧剤を突然やめると、また脳卒中を起こすこともある。薬は治すことはできないが、進行を止めることはできる。薬効と副作用をはかりに掛けて、薬を決めるんだが……何種類も飲ませるのは名医ではないな。まあ、イロイロと事情があるんだろうけど」と言葉を濁した。
と紹介する。イロイロな事情とは、手前勝手な都合のいい事情のことだ。
ノバルティスファーマの高血圧治療薬ディオバンについて、
- この“インチキ論文”で、製薬会社はこれまで1兆2000億円を売り上げ、五つの大学は会社から計11億円を超える「奨学寄付金」を受け取っていた。グルとしか思えない。
- 薬事法で逮捕された元社員の法定刑は「2年以下の懲役か、200万円以下の罰金」。それで済めば……と製薬会社は思うかもしれない。
- しかし、国公立の教授は「みなし公務員」。特捜部の頑張りで、贈収賄が成立すれば……大病院の「多すぎるクスリの病理」は治るかもしれない。
と特捜部の頑張りに期待している。
しかし、ここに武田薬品の不正が加わるともう国家的な犯罪の様相を呈してきますね。臨界点を超え、医薬業界はメルトダウンを起こし始めているようですね。
業界だけでなく、どこかで甘い汁を吸っている人がいるんでしょうね。
「共通番号で医療費抑制 政府方針、投薬など管理」なんてする前に、効かない薬が流通しないようにすることが先でしょう!!!
医学・薬学の発展のためには研究が必要で、その為には病人が必要だし・・・。
早い話、ウィルスが絶滅すれば、ウィルスバスターは無用の長物ですね。
しかし、ウィルスバスターが侵されるとウィルスをまき散らす増幅器に過ぎなくなりますね。
暴走する原子炉と同じで、誰も近づけなくなります。
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