「袴田事件」について、その経緯について詳細は新聞等で語られる以上には知らない。
しかし、「冤罪」であるならば、最悪である。袴田氏の人生は完全に破壊されてしまった。
併し、沽券に関わるのか、静岡地検は即時抗告した。
DNA鑑定に関わる擬装があったと思われる。
技術の進歩によって、擬装が発覚することになった。
「論より証拠」なのか、「証拠より建前」なのか。
裁判という、第三者機関の下で事実(本人の意思)とは異なる形式で行われる尋問、弁論は・・・。
精度が高まり、制度が崩れる。精度と制度は見合ってこそ機能する。
「まもる」ということも、「守る」のか「護る」のか。その違いはどこにあるのか・・・。
「保守」と「保護」では、方向に違いがある。
また〈ご〉という音の響きから、「誤」や「語」が今回の問題にかかわり、連想される。
「守」を「護」に代えて、「誤」を正す賢察を期待するのだが、以前の検札に固執している?
そういえば、昔、守護大名というのがいた。彼等はどのように振る舞ったのだろう。
守護神ならぬ守護心によって袴田氏は生き抜いた。
袴田氏の「ご(語)」は聞けるのだろうか。
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