挨拶

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「なにごとのおわしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる」(西行)
徒然なるままに観想を記しています。

2014年4月11日金曜日

ジャンボ機終焉

ジャンボ機 きょう国内線最後の運航NHKニュース(2014年4月1日)
を読み、大量輸送時代・高度成長時代を思う。
《ジャンボ機は、44年前の昭和45年、日本の空に登場し、2年後には国内線にも就航して、大量輸送時代の幕開けを告げる旅客機として親しまれてきました。》
《しかし、エンジンが4つのジャンボ機は、最近、主流の2つのエンジンの旅客機より燃費が悪く、老朽化が進んだことなどから、全日空は、31日の運航を最後に退役させます。》
  • 空の旅を身近に
《日本の高度経済成長や、いわゆるニクソン・ショック後の円高もあり、日本人の海外旅行者は、ジャンボ機導入の昭和45年におよそ66万人だったのが、2年後の昭和47年、140万人近くまで倍増し、48年に228万人、52年に315万人、54年に403万人と、急速に増えていきました。
また、1度に運ぶことができる乗客数の増加でツアーなどの団体割引が広がり、昭和47年の国内線への就航もあって、ジャンボ機が、空の旅をより身近なものに変えていきました。
特に日本航空は保有機が113機と世界で最も多くなりました。
また、全日空も47機に達し、名実共に、日本の空の主力機となりました。》
  • 米の科学技術を象徴
《国内の旅客航空会社が保有するボーイング747型機が引退の日を迎えた。全日本空輸(ANA)の最後の1機が31日午後、那覇発の最終フライトを終え羽田空港に到着した。最大500人超の乗客を一度に運べる巨大な機体から「ジャンボ」の愛称で親しまれ、1970年に就航してから150機以上の747が日本の空を飛び交った。飛行機による出張や旅行を身近なものにした功績は大きい。
 一方で最近は燃費の悪さや騒音問題などから徐々に活躍の場が減少。日本航空(JAL)が11年までに全機を退役させるなど、航空各社は高燃費でより燃費の良いボーイング777型機や小回りがきき各地の空港に飛ばせる中型の同787型機や同767型機などを重宝するようになっていった。747が姿を消す31日は、単に航空機の世代交代が進んだだけでなく、高度経済成長期以来の大量輸送時代が一つの転機を迎えた日として歴史に刻まれる。》
  • 日本の空を150機超が飛び交った
  • 発着枠が増加、騒音や燃油高も直撃
  • 大型機需要がなくなるわけではない
日本航空が経営破綻した一つの要因にジャンボ機の大量導入があるのではないかと、 <ジャンボ、日本航空、経営>をキーワードの検索したら、「NHK NEWS WEB “ジャンボ機”と日本の空の歩み」を見つけた。
  • 憧れの空の旅を身近に
  • 本土と沖縄の懸け橋にも
  • 憧れの科学技術の結晶
  • 日本の技術革新にも貢献
  • 一方で墜落事故も
  • ジャンボ機はこれからも
老朽化に伴い、他機と比較し、燃費が低下、安全性の確保が難しくなったことだ。空輸も大量輸送から多品種少量輸送でニーズを満たすということである。今後は貨物輸送機として活躍することになる。

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