ICTの進化は目覚ましい。生活環境が急速に変化している。
「便利」という大義名文の元に、我々の生活領域は変えられている。
穏やかな朝であったのに、突然飛行機が飛び込んでくる。
生活が暗転するだけでなく、人生がそこで終わってしまう。
飛行機が墜ちることを忘れていた。そしてまた、安全が侵されていることを忘れていた。
「自律型人工知能兵器:開発禁止へ署名 研究者ら1万人以上 - 毎日新聞」の記事をクリップした。そこでは、《AI兵器を火薬と核兵器に次ぐ第3の革命と位置付け》ている。
ドローンが、そもそも第一次大戦のころから軍事的な研究がなされていたことを考えれば、AI兵器の登場は当然考えられることである。
さらに、《核兵器のように入手困難な原料なしで大量生産できる》という。同時に、生物化学兵器と合体させることは簡単なことであろう。
「非常に便利=非常に危険」ということを銘記すべきである。
予測と制御この二つが相俟って正しく機能させることができる。
リスク管理を適切にやることの出来る社会倫理の構築が喫緊の課題となったが、
今、”文系見直し”で起きていることは、社会倫理の構築を無視するものではないだろうか。
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