機械化する現代社会を想いながら、スタンリー・キューブリックが映画化した『時計仕掛けのオレンジ』というのがあったななど考え、手塚治虫氏に『時計仕掛けのリンゴ』なる作品があることを知った。そして早速手にしたわけである。
その後、吉見俊哉『親米と反米』で「鶴見良行という実践」を読み、親子二代すごいなと思っていた。
訃報を知り、その後の多くの追悼記事の中で、「東大が大っ嫌い」という記事を見て「親子三代」であることを知った。
《東大が嫌い。成績が一番のやつが徹底的に嫌い。哲学者鶴見俊輔さんの信条だ。父は東大出の政治家で、一番に執着した。鶴見さんの見るところ、一番の人間は状況次第で考えをころころ変えて恥とも思わない》には共感する人も多いのではないか。
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