「アメリカ社会のゆくえ」=「現代文明のゆくえ」か?
「『アメリカ社会のゆくえ』と『日本の選択』」についてまとめてみた。
以前マイケル・ムーアの『シッコ』を観て、アメリカ医療制度では、救われなかった患者がキューバの医療制度の中で救われる現実を知り、アメリカ医療の惨状、民営化・営利化する医療制度の限界を知った。
『ルポ 貧困大国アメリカ』を読み、コーポラティズム・新自由主義のすさまじさを知ると同時に、日本では、そうした行動が起こらないだろうと期待もし、予想もしている。
そうした行動の一つに次のようなものがある。
「人の弱みに付け込む」行為は、我々にとっては、人非人と思える。そのような行動にも、彼らなりの理由があり、それが通るのがアメリカなのだ。
自由とは、このようにすさまじいものであると同時に、殺伐とした、空しさも感じられるものである。
そのように我々は自由主義というものを考えているであろうか。
TPPなど、新たな経済圏を確立し、さらなる発展を期待しているが、その未来は、我々が今イメージしているものになるのだろうか。
我々の未来は、人情味あふれたものになるだろうか。
この予想、期待が現実のものになるかどうかはこれからの我々の選択次第である。
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